今年の夏は本当に厳しかったですね。
気象庁の発表によると、今年の6~8月の日本の平均気温は、統計開始以来観測史上最高を記録したとのこと。猛暑日の日数も過去に例を見ないほど多く、長引く暑さに地球温暖化による長期的な気候変動を身をもって感じた夏でした。
9月に入ってからも残暑が続き、まだまだエアコンが手放せない日が続いています。しかし、お彼岸を過ぎてようやく日差しが和らぎ、秋の気配を感じられるようになりました。
先日、利用者様に気分だけでも秋らしさを味わっていただきたいと、秋の献立をご用意しました。
ほくほくの栗ご飯と、脂の乗った鮭の若狭焼き。
夏の暑さを乗り越えられたお体に、下味の効いた優しい味わいが染みわたるよう、心を込めて調理いたしました。
本格的な秋の到来はもう少し先かもしれませんが、献立や飾り付けを通して、季節の移り変わりを感じていただけるよう工夫してまいります。短い秋の期間を、皆様とご一緒に健やかに、楽しく過ごしたいですね。