認知症予防に!「コグニサイズ」はじめました


ふれあいの丘デイサービスでは、7月末から認知症予防運動プログラム「コグニサイズ」を導入しています。

コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知トレーニング(計算やしりとりなど)を組み合わせた「認知症予防を目的とする取り組み」の総称です。「cognition(認知)」と「exercise(運動)」を組み合わせた造語で、楽しく体を動かしながら脳を活性化させることが期待できます。

ふれあいの丘のコグニサイズ

当施設では、1日3回、各15分程度のコグニサイズを実施しています。
ご利用者様の安全を第一に考え、皆様が無理なく楽しめるように、座ったままでできる体操を取り入れています。担当職員が趣向を凝らした内容を考え、毎回楽しく取り組んでいます。

実践!コグニサイズ

先日行ったコグニサイズの一部をご紹介します。
1. 足踏み+手拍子
まずはホワイトボードに書かれた30までの数字に合わせて足踏み。「ここは皆さん余裕ですね!」と、軽快に足が動きます。

次に、3の倍数の時だけ手を叩く動作を追加。少し難易度が上がりますが、タイミングを合わせて頑張ります!


さらに、5の倍数の時にも手拍子を加えてみると…。「かなり難しい!」と、皆さん苦戦しつつも笑顔がこぼれます。

頭で考えながら手と足で違う動きをすることの難しさを実感しました。

2. 「あんたがたどこさ」で脳トレ
童謡「あんたがたどこさ」に合わせて、足踏みと手拍子を行うプログラムにも挑戦しました。

今回は腕を大きく上に広げる動きも加わり、初めての方にはかなり難しかったようです。
でも、大丈夫!コグニサイズでは間違ってもいいんです。楽しく体を動かすことが一番大切。周りの利用者様や職員と笑い合いながら、和やかな雰囲気で行っています。

締めくくりに深呼吸で体を整えます。


別の日には、両手で違う動きをする「グーパー体操」なども取り入れました。簡単な動作に見えても、実際にやってみると結構難しいものです💦

これからも、ご利用者の皆様が楽しく運動できる環境づくりを大切にしていきます。