地域の秋を彩る!三日市地車祭が今年も「ふれあいの丘」へ


「ふれあいの丘」が建つ河内長野市上田町の地車(だんじり)が、今年もホームに立ち寄ってくださいました。

大阪の秋の風物詩といえば、各地域の地車(だんじり)祭です。五穀豊穣や無病息災を願う奉納行事をルーツに持ち、今や地域を挙げての賑やかなイベントとして知られています。全国的には岸和田の勇壮さが有名ですが、ここ三日市地区でも6町のだんじりが行き交う、地域一番のビッグイベントとして深く根付いています。
今年は10月11日・12日に催行されましたが、まだ蒸し暑さが残る9月から提灯や幟が並び、夜な夜な響く曳行(えいこう)の練習の掛け声や鳴り物が、地域全体を祭りの熱気で包んでいました。


祭りの本番、12日の朝8時に地車小屋を出発しただんじりは、すっかり過ごしやすくなった午前10時に「ふれあいの丘」へ到着。チンチンと鳴る鉦と力強い掛け声と共に現れた豪華絢爛なだんじりに、ご利用者様も「すごいなあ!」と目を輝かせ、大きな歓声と拍手が沸き起こりました。

2025大阪・関西万博の関西ウィークにも参加した上田町のだんじり。
ちょっと見てみて!~万博特別編~(河内長野市ホームページ)

この近さで拝見したのは初めてですが、精微な彫り物や細工があしらわれた姿はまさに「動く芸術品」。間近で見る迫力に、皆様すっかり目を奪われていました。


また、笛の演奏も披露してくださり、秋の澄んだ空気に雅やかな音色が響き渡りました。朝から清々しい音色に、思わず皆様聴き入ってしまいました。


曳き手の方々には、ご利用者様との記念撮影にも快く応じていただきました。なかなか叶わない貴重な機会に、ご利用者様のお顔も自然とほころびます。

20分程度の触れ合いの時間を終え、惜しまれながらもだんじりは次の目的地へと出発しました。
改めて、地域の皆様の温かさ、そして「ふれあいの丘」と地域との結びつきの強さを感じさせていただいた一日となりました。
上田町青年団の皆様、素晴らしい曳行と、ご利用者様に笑顔を届けてくださったことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!