
「綺麗やねえ…」 満開の桜を見上げ、ご利用者様から感嘆の声が漏れます。
かつては施設内に見事な桜並木が続き、地域の方々にも親しまれてきた当施設の桜ですが、近年は害虫被害の影響で、残念ながらその数はごく一部となってしまいました。寂しさはありますが、残された数本の木々は、今年も力いっぱい花を咲かせて私たちを元気づけてくれています。

そんな桜を間近で楽しんでいただこうと、養護老人ホームのご利用者様をお誘いして「お花見」を開催しました。普段はベランダから眺めている方も、いざ目の前にするとその迫力に圧倒されたご様子。「やっぱり近くで見ると違うなあ」と、春の陽光を浴びながら笑顔がこぼれます。

皆で記念撮影をした後は、思い出話に花が咲きました。
「昔は毎年お弁当を作って家族で行ったんよ」「家の近くにね、それは見事な桜があったの」 桜という花は、不思議と大切な記憶を呼び起こしてくれるようです。お一人おひとりの人生に寄り添う桜の物語を伺い、とても貴重な時間を共有させていただきました。

散りゆく姿もまた美しい桜ですが、来年も、再来年も。
この場所で皆様と共に、満開の笑顔で春を迎えたいと思います。

この時期恒例の「桜のちらし寿司」。寿司飯にもほんのり桜の味がつき、お刺身を桜に見立てて並べたお寿司は好評でした☺










