日々の介護をもっとスムーズに!「スライディングボード」の体験会を行いました

梅雨シーズンに加え、台風も発生するなど雨模様の日が続いております。
湿度の高い気候は体調にもさまざまな影響を及ぼします。皆様、くれぐれもご自愛ください。


さて、先日当施設にて「福祉用具つるとかめ」のご担当者様をお招きし、養護老人ホームの介護職員を中心に最新の介助用具をご紹介いただきました。


登場したのは、一見すると「水泳のビート板」や「薄型のまな板」のようにも見える不思議な板。
実はこれ、ご利用者様のベッドや車椅子への乗り降りをサポートする移乗介助用具「スライディングボード」なのです。
主に車椅子からベッドへ、またはベッドから車椅子への移動をスムーズにし、ご利用者様と職員、双方の身体的負担を大きく軽減してくれる効果があるとのこと。

とはいえ、薄い板一枚です。
「本当にご利用者様の体重を支えられるのだろうか…?」
「楽になると言っても、使い方が難しいのでは…?」
そんな疑問を解消すべく、職員が「介護士役」と「ご利用者様役」に分かれて体験しました!

😲実際に使って、驚きの声を体験!

 
まずは車椅子をベッドに横付けし、説明を受けた通りにベッドの高さを調整します。そして、用具がずれないよう車椅子とベッドの間にしっかりと橋渡しをします。初めて触る用具に、最初はなかなかコツを掴むのが難しそうな様子でしたが……


「あ、すごい! 軽い!」

普段の移乗介助に比べ、驚くほど力を使わずに、スーッと滑るように移動させることができました。
これには体験した職員からも思わず笑顔がこぼれます。
逆のパターン(ベッドから車椅子への移乗)も、驚くほどスムーズに行うことができました。その効果を肌で実感しようと、他の職員たちも次々と挑戦していきます。

💚ご利用者様にも、職員にも優しい介護を目指して

今回体験した介助用具は、女性職員や経験の浅い職員だけでなく、腰痛の不安を抱えるベテラン職員の負担軽減にも大いに役立ちそうです。

また、職員側のメリットだけでなく、ご利用者様にとっても「無理に抱え上げられないため、転倒や落下の不安が少なく、安心して身を委ねられる」という大きな利点があることを学びました。薄型でコンパクトなため、ベッドサイドや椅子の隙間にすっきりと収納できる点も魅力的です。

お互いが心と身体にゆとりを持って接することで、より質の高い、快適な介護が実現します。今回の体験を活かし、これからも皆様に安心・安全にお過ごしいただける環境づくりに努めてまいります。