先日、デイサービスフロアにて「ドルチェ&カンパネラ」の皆様によるボランティアコンサートを開催しました。当施設ではすっかりおなじみの皆様、今回は「唄でふり返る昭和史」をテーマに懐かしい昭和歌謡の名曲をたくさん披露してくださいました。
まずは準備体操代わりに「はいよろこんで」を皆さんで力いっぱいダンス!
令和のバズり曲で体をほぐした後は、情熱的なダンスも披露していただき、会場のボルテージは一気に上昇!
いよいよ本編スタートです。トップバッターは大阪にゆかりの深い「大阪ラプソディー」。歌の披露だけでなく、楽曲がリリースされた昭和51年当時の流行や出来事、人気スターなども紹介するスタイルは、まさにタイムカプセルのようでした。
他の曲でも同様のふり返りをされていましたが、当時の記憶や思い出が蘇ったように懐かしそうに目を細められたりするご利用者様もおられました。
大所帯の「ドルチェ&カンパネラ」の皆様ですが、お一人おひとりがご利用者様の目を見て歌われる姿は、温かい心遣いが感じられ、とても感動的でした。お揃いの素敵なドレスも、コンサートを一層華やかに彩っていましたね。
開催中の関西万博に合わせたタイムリーな選曲として、昭和45年の大阪万博のテーマソング「世界の国からこんにちは」も披露され、会場は大盛り上がり!その他にも、昭和を代表するヒット曲が次々と続き、皆さん手拍子をしたり、口ずさんだり、思い思いに楽しまれていました。
コンサート中、ご利用者様には可愛らしいハイビスカスの造花を身につけていただきました。華やかな花が皆さんの笑顔にとてもよく似合い、盛り上げ上手な職員と一緒にバトンを振って楽しむ姿は、まるで会場全体が一つになったかのようでした。
当初の予定を上回る20曲以上もの熱唱で締めくくられたコンサートの最後を飾ったのは、都はるみさんの名曲「好きになった人」。サビの最後の歌詞「皆さんのことです!」という嬉しいサプライズには、会場から大きな歓声と笑顔があふれました。
楽しく盛り上がる構成に加え、当時の出来事を交えながら歌を紹介していくスタイルは、まさにノスタルジーを感じさせる素晴らしい演出でした。「ドルチェ&カンパネラ」の皆様、心温まる素敵な時間を本当にありがとうございました!